2020/11/12 21:40

「STAY HOME」という新しい生活様式が日常に定着して行くいま、MOMOZONO Arte della Sartoriaでは「過去の再生」と「未来の循環」というテーマでミニマルなエコデザインを考案しています。

今回ご紹介する商品は、使い残しの生地を層にしてつなぎ合わせた、(リュックサックにもなる)大きめなサイズのオリジナルトートバッグです。附属の予備紐を結び合わせることで、簡易なバックパックとしてもご使用いただけます。

このツギハギMOMOZONOオリジナルトートバッグは、エコバッグのシリーズ作品として、他にも様々な異なった色と生地を組み合わせ実験的に展開しています。過去の記憶とテイストがそれぞれ全く異なった素材を、シンプルな層で敢えて組み合わせることによりユニークなハーモニーを強調します。





今回ご紹介している作品に使用されている素材は、アパレル産業で日々使い残しとして大量に捨てられてしまう上質な生地のハギレをツギハギとして縫い合わせ再利用しています。このバッグの中心の赤いパネルは、元々は帽子のリボンの使い残しだったテープを手織りで織り合わせることによって構成されています。この作品のインスピレーションは、フランス、パリ出身のアメリカ人彫刻家、ルイーズ・ブルジョワのファブリックアートという本から由来しています。




Louise Bourgeois (ルイーズ・ブルジョワ)

1911年12月25日 - 2010年5月31日
フランス、パリ出身のアメリカ人彫刻家

パリの郊外でタペストリー修理の工房を経営する家庭で育つ。幼少期や思春期にかけての不安定で複雑な心理を自伝的に表現した女性アーティスト。不気味で奇妙な彫刻的オブジェクト、インスタレーションアートから、自己流の手織りを研究したテキスタイルアートの分野に到るまで、彼女の活動範囲は幅が広い。






大量生産消費の文化がまるであたかも当たり前であるかのような現代社会のライフスタイル。便利になった生活の裏の結果は大量の廃棄物です。地球環境の大きな問題を抱えたまま、これまでのようなしくみとスピードで前に進むことに対して疑問が湧きます。また、未来のニーズも変化し全く新しい生産消費システムが生まれることも予測されます。

MOMOZONO Arte della Sartoriaでは、将来のサステナビリティ(持続可能性)を考え新しい資源の循環を目指したエコデザインを提案します。

コロナウィルスの再来、新しいアメリカの大統領選を通してまた新たな時代の幕が開けようとしています。今後の新しいポジティブな未来に向け、地球にやさしい新たなデザインを共に考え生活に取り入れていきましょう。

今回も最後まで読んでいただきまして、どうもありがとうございます。
感謝